経営コンサルタントをしている方はたくさんいますが、カフェ専門のコンサルタントをしている瀧澤陽介さんを紹介します。
瀧澤陽介さんの紹介
瀧澤さんはカフェを始める人をサポートする『Cafe SK(カフェサク)』の代表をしています。
これからカフェを開店する人のために、
・開業時の潰さないための事業計画書作成や融資申請手続き
・低単価・低客数のカフェのための『満席になった後のビジネスモデル』作成
・販売促進サポート
・立地選定・物件取得
・メニュー開発
・忙しい中でもオーナー自身が運用できるWEBマーケティングサポート
などの支援をしています。
瀧澤さんは、イタリア料理のレストランやラーメン店で10年以上働いていた経験があります。
『美味しくて行列しているラーメン店』と『美味しくて売れないラーメン店』で働いた経験から 『美味しいのに売れないのはなんでだろう』 と疑問にもち、調べ始めました。
その時に、お客さんの数がすくないのに潰れないカフェの経営に興味を持ち、実際に働いたり、勉強をしてカフェの経営の専門家になっていきました。そして、1日のお客さんの数は50人のままで売り上げを伸ばすコンサルティングを売りにしています。
瀧澤陽介さんにインタビュー
起業する直前まで、カフェで週5で働いていて、休みの日にコンサルの仕事を副業としてやっていました。体調を崩したこともあり、その時に3人のクライアントさんがいるから、起業しても大丈夫かなと思ったのです。
でも、仕事というのは信頼と実績が大切なのですが、この3人のクライアントさんに対して、僕の準備不足もあって、次の紹介に繋がるような実績を作れなかったのです。そのあと、クライアントさんができるまでが大変でした。
結果が出せない、信頼されないとどうなるかというと、クライアントさんから連絡が来なくなるのですね。それは本当に辛かったですね。
その中で自分のコンサルタントの方針などが固まっていきました。
カフェを開業する人は成功するって未来を見ている人なので、僕は、過去を見て、先人たちの失敗を学び、カフェ開業で失敗しない方法を教えています。
今月、3件のお客様が欲しいと思ったら、何人の人に会う必要があるかわかりますよね。それをコツコツやっていったのが、僕の復活ストーリーです。
僕は、長く付き合いたい人、僕自身がずっと通ってみたいお店の方だけをお客さんにしています。わがままみたいに聞こえるかもしれませんが。だから、僕が好きでずっと付き合いたいと思っている人が幸せそうにしていて、そのお店の空間に自分もいれることが幸せだなと感じます。
じゃあ、起業して面白いって思えるのは、向いている人だけに言えることなんですよね。雇われている人は、起業は自由でいいなと思うかもしれませんが、起業は、目に見えない絶対零度の日本刀を常に後ろから突きつけられているような感覚はあるんです。それも楽しめる人が起業に向いているってだけなんですよね。
だから、起業の面白さって聞かれると、あると言えばあるのだけど、自分にとっては起業の選択肢しかなかったし、ビジネスとして冷静に見ているほところはあるんですよね。でも、やっぱり、起業は面白いですよ。
そこを勘違いすると、起業してお金をいただくときに勘違いをしてしまう人がいると思うのです。信頼が大事。起業の勉強などよりも、人との付き合いや信頼を学んで欲しいと思います。
さいごに
瀧澤さんは、以前、インタビューさせていただいた林原琢磨さん(記事はこちら)の紹介でお会いすることができました。
大人へのインタビューは3人目でした。これまでの失敗を活かそうと思いすぎてとても緊張したインタビューになってしまいました。丁寧にインタビューに答えてくださりありがとうございました。