中高生研究者の学会?! サイエンスキャッスル・マレーシアに潜入!

TANQ-JOBフレンド活動日記

自分が考えた新しいアイデアを実行したいですか?
今の生活で不便を感じていませんか?
そのような思いを解決させるために多くの若い研究者が集まる場所があります。
今回は中高生研究者の学会、(Science Castle)サイエンスキャッスル・マレーシアに行ってきました。

サイエンスキャッスルとは?

Leave a Nest(株式会社リバネス)が主催している研究発表の場です。最初は日本でスタートし、現在シンガポール、マレーシアに広がっています。「最も科学技術の発展と地球貢献を実現する研究とみなされたもの」に、最優秀賞が贈られます。

研究を通して社会で活躍する、未来のリーダーへの一歩を踏み出す場です。自分でテーマを決めて研究を行ってその研究を社会に繋げることが目的です。色々な人たちがテーマを決めて研究した製品やサービスについて審査員や聴衆の前で発表します。

サイエンスキャッスルのバナー

イベント当日

会場に着くと、まずは受け付けし、イベントについてのパンフレットをもらいます。ホールの席はほぼ満杯でした。色々な企業の研究者、教師、保護者などたくさんの人たちが発表を聞きに来ていました。私は一番後ろの席に座って口頭発表を聞きました。
今回のサイエンスキャッスルには口頭発表が11題とポスター発表が16題出ていました。

会場の入り口。素敵なドアを発見。会場はマレーシアの大学でした。

発表の種類
口頭発表:ステージに立ってスライドを見せながら説明します。
ポスター発表:会場にある大きなボードに貼ってあるポスターの前で説明します。
審査員が選び表彰された発表は、のちにサイエンスキャッスル・ウェブサイトにでるので、

今回は私が気に入って選んだ発表をご紹介します!

一つ目の発表

アクアドローン:水上をホバークラフトのように動きながら浮いているゴミを集めるロボットです。ドローンのように遠隔操作になっています。

AquaDrone (アクアドローン)

開発者
僕たちの学校はマラッカ川の近くにあります。マラッカはマレーシアの中でも観光業が盛んな街で、海外からの観光客がたくさん来ます。その中でもマラッカ川は有名な観光スポットの一つです。その川がプラスチックのボトルや菓子袋、アルミ缶などゴミに汚染されているのを見てこのゴミ収集ホバークラフトを作ろうと思いました。

このドローンは安くてどこでも手に入る材料で組み立てていて、本物のドローンのコントローラーとカメラを取って来て取り付けました。カメラはVRメガネに繋がっているため自分がドローンに乗ったように360度周りの環境が見えます。しかしコントロールの仕方は普通のドローンと同じです。

ドローンを開発した二人の学生さんたち

選んだ理由
ドローンの部品を使ってロボットをつくりあげたことと、実際に川でゴミを回収している動画をみて「わぉー、子供達で作れるんだ!」と感動しました。このロボットは高い素材を使っているわけではありません。日本でもホームセンターなどで材料を入手し家で作ることができます。日本にはゲームをし慣れている子供達もたくさんいるので、このロボットを自分たちで組み立てて友達と一緒に遊べば楽しみながらも日本の川や池も綺麗にすることができそうです。

二つ目の発表

崩壊しにくい橋のデザインを作る:マレーシアでの橋の崩壊は建設時に強度がしっかりしていないことが大きな理由だとわかり、新しく低コストで強度があり、崩壊しにくい橋をデザインし始めました。

橋の開発者の学生さんたち。右側の男子学生は私と同じくハリーポッターファンです。

開発者
私たちはマレーシアでの橋の崩壊の45パーセントは建設時に強度がしっかりしていないからだとわかりました(学生調べ)。そうすると時間と金の無駄になるだけでなく人々の安全も確保できません。そこで私達のチームは低コストで強く、崩壊しにくい橋をデザインしました。この橋は割り箸、のりと紙しか使っていませんが、最大64.5キロの重さを耐えられることがわかりました。友達が一人乗っても壊れませんでした。
選んだ理由
割り箸と紙だけなのに、人が乗っても壊れない橋を作ったのはすごいと思います。あと、橋の強度を調べるために沢山の本を橋の上にのせていました。その中のタイトルがすべて私の好きな本だったので、途中から脱線してハリー・ポッターの話で発表者と盛り上がってしまいました(^ー^’)

三つめの発表:日本の高校生の参加もありました!

岐阜県立加茂高等学校から2チームがポスター発表で参加していました!

SoraさんとKahoさんのチームが発表している様子

Ayanoさんのポスター発表

SoraさんとKahoさんのポスター発表

Sora Watanabe さんとKaho Ichinose さんのチームはミドリゾウリムシの発表、Ayano Ito さんは、アルゼンチンアリの発表です。日本のポスターにはQRコードが付いていて実験の動画に飛べるようになっており、A4サイズの資料も配布していました。細やかな配慮にさすが!!と思いました。
日本では英語で発表する機会は限られていると思うので、マレーシアに来て英語で発表して、審査員や聴衆からの質問にし英語で受け答えているのはとてもカッコよかったです!

リバネスCEO登場!

Leave a Nest(株式会社リバネス)のCEO、丸 幸弘 (Maru Yukihiro) さんです!リバネスの創設者の一人で、現在は世界中を飛び回って仕事をしています。リバネスはシンガポール、マレーシア、アメリカとイギリスに広がっています。今回はイベントのお昼休みにお時間をとってもらいお話をすることができました。
リバネスの仕事以外には大学生に講義したり、国の役人と一緒にやる仕事もあるそうで、産官学の分野に通じています。(なんとなく裏方で糸を引くボスみたいな感じです。笑)

右端:CEO(最高経営責任者)丸 幸弘さん
左端:COO(最高執行責任者)高橋 修一さん
と2019年に入社した新入社員お二人

リバネスの面白いこと
CEO, COO含めて、会社で働いている皆さんは博士号、修士号を持っています!

丸さんからのメッセージ

丸さん
リバネスは2001年12月に15名の理工系大学生大学院生が創業した、世界で初めての「知識製造業」を営むベンチャー企業です。リバネスのミッションは「地球上で最も効果的な知識製造業を行う企業になる」ことです。これからはどんどん働き方が変わって来ます。現在はインターネットがあれば世界中どこからでも仕事ができます。仕事をやるのはオフィスで、ということはもう通用しません。複数の肩書きを持ち、複数の異なる分野で活躍するようになるでしょう。しかし、反対にどこにいても何もしていなければ本末転倒です。これからは場所、物事にかけた時間や努力より出した結果を見られるようになります。厳しくても、楽しく働くことが大事です。

リバネスは中高生の学会、サイエンスキャッスルだけでなく、大人の起業家が自分のビジネスについて発表するイベントも行なっています。中高生の皆さんは是非発表を見に来てください!面白い人がたくさんいます。

リバネスの経営理念
科学技術の発展と地球貢献を実現する。
Advancing Science and Technology for Global Happiness
サイエンスキャッスルに出場したい人
サイエンスキャッスルは以下の国で行われています。
・マレーシア:https://en.s-castle.com/malaysia2019/
・シンガポール:https://en.s-castle.com/science-castle/science-castle-in-singapore/
・日本:http://s-castle.com/castle2019/
研究発表はハードルがたかそうという人
サイエンスキャッスルTV(科学に関するおもしろ動画):https://s-castle.com/castletv/
NESTLAB・リバネスのスクール(ロボット教室や生物科学教室があります。教室は東京と大阪です。)https://school.lne.st/

私の学んだこと

日本とマレーシアの高校生の発表と丸さんの話を聞いた経験から、世の中に貢献したり、世界を変えるのは子供もできるということを改めて実感しました。自分も彼らのように将来地球に役に立つ人間になりたいです。そのため毎日鏡を見た時に自分で自分に役に立つ人間の行動をしているのか問います。

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加藤路瑛
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